全ロシア世論調査研究センターは、ロシア人の食料品の選び方についての調査結果を発表しています。(モスクワ、6月19日)
ロシア市民にとって食料品購入の際に気を付けている事、また価格による購入場所変更の有無についてのデータが挙げられています。


食料品購入の際に注目する点
商品の質(固定観念、主観)・・・29%
価格・・・27%
賞味期限・・・18%
成分表・・・12%
見た目(包装、メーカー)・・・5%
産地・・・2%


安い食料品を求めて離れた店舗まで出かける人の割合
価格差:都市部住人-農村部住人
5%:4%-14%
10%:11%-35%
25%:32%-54%
50%:58%-69%


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結果が表にまとめられていなかったので、読み取った文章からまとめてみました。

産地や見た目をほとんど気にしていないところが日本とは大きく違うところですね。
また賞味期限に対する注意も日本と比べると低いように感じます。

次の食料品の価格に伴う消費者の流動については日本でたとえるとコンビニと地元スーパー、イオン、コストコのどれを選ぶかといったところでしょうか。
引用元によると、ロシア人は最寄りの店で買い物を済ませる事を好むようで、25%安い食料品があるとしても53%の人々はわざわざ遠くまで出かけたりはしないという回答結果が出ているそうです。ロシア人全体で半数以上が離れた店まで食料品の買物へ行くと回答した価格条件は、半額になる場合のみでした。

農村部の住人が都市部の人々よりもフットワークが軽いのは、最寄りの店も家からはそこそこ離れていたり、賃金格差があったりという事も関係しているのかもしれません。


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