メルケルだけじゃなかった!オデーサでケバブを販売しているのは今やプーチン

ロシア大統領ブラジーミル・プーチンが美味しそうにケバブ(シャウルマ)を食べている写真が
エカテリンスキー通りとパンテレイモノフスキー通りに位置しているファーストフード店周辺のオデーサ住人を惹きつけている。

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隣国の大統領の写真には、フォトショップで近東の料理が描かれており、
歩行者の関心を呼び寄せているが、それでも「プーチン・ケバブ」を求める行列はみられない。
明らかに経営者が主張するほど美味しくはなさそうである。
 
かつてオデーサではドイツのアンゲラ・メルケル首相がこのファーストフードの広告になっていた。
オデーサ国立大学本館の傍でケバブの販売を提供する路面店はまだ営業しており、マイケル・ジャクソンのレシピに沿って作られている。

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当然、ブラジーミル・プーチンもアンゲラ・メルケルも、故マイケル・ジャクソンの親族もオデッサにおけるケバブの販売方法については何も知らない。
我々はロシア総領事館で、宣伝目的によるロシア大統領のイメージの使用はロシア大統領府によって禁じられていると確認した。
そもそも、プーチンはケバブが嫌いだぞ!



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アレクセイ・モロトコフ
この写真は何の役にも立たないだろ・・・ 42


AL
という事は、ねずみの肉からできてるっていうのはマジなのか? 31


Valadan((NaAh)
>AL 何言ってるのよ、カニでしょ ) 14


Albert Fox
くそっ、ケバブ食べたくなってきた 10


Ivan
今オデーセにいるけど、確かにこんなの見たよ! 7


Тмп Хорек
>Ivan そんなもん食うなよ・・ 3


Ivan
ヒメジとボラ食べてるよ! 3


Тмп Хорек

それなら断然まともだな、ていうか羨ましい・・ 3


イワン・ジガロフ
ケバブにボトックスを打ち込んでるのが目に見える・・・・ 6
(※プーチンはボトックス注射の使用が噂になっている)


Dmitry Konasov
お返しにオニシェンコが脂肪を禁止するべきだな! 6




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市民へのパフォーマンスのために公共への露出度が高いプーチンがついに宣伝まで!?
おそロシア・・・
と思ったら、ロシアではなく隣国ウクライナでの話でした。
無許可で写真を使っているにも関わらず、この閑散具合。
確かに広告を見ただけで空腹を忘れられそうです。
改めて記事を読み返しても色々とツッコミどころが満載ですね。 

 

日本・ロシア間における短期滞在査証制度廃止の可能性

 日本総理大臣安部晋三が訪露した際、国際協力に関する様々な分野の問題が協議され、市民が最も関心を寄せている短期滞在ビザを廃止する見込みが挙げられました。この事については、話し合いの結果発表された両首脳による共同声明で語られています。
 ロシア大統領ブラジーミル・プーチンは安部総理に対し、短期滞在査証手続きの相互廃止案に関する省庁間の協議を持ちかけました。 この決定によって、事業取引が活発になり、観光客の流動や人の往来も拡大するだろうと伝えています。
 安部総理は興味深くこの提案を聞き入れ、今後も両国がこの問題に振り返ると予想しています。
 専門家は、この質問をいち早く解決するためには、まず平和条約の締結といった国際関係の総意が必要だと語っています。 ブラジーミル・プーチンは共同記者会見において、外務省では今残っている問題を両国が受け容れられる解決策を生み出すよう積極的な交渉に出ていると発表しました。
 日露間ではいまだ平和条約が締結されていません。 両首脳は、できるだけ早く北朝鮮問題を解決し、6ヶ国協議のための努力を再開する事が必要不可欠であることを指摘しました。
 日本は北方領土4島を主張する一方で、ロシアは第二次世界大戦の結果南クリルはソ連の領土となったため、この領土を管轄するロシア主権は国際法手続きに則しており疑う余地はないという立場をとっています。


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企業だけではなく個人単位における日露間交流に関わる大きな変化ですね。
実際、90日未満の観光でもビザ申請が必要となると手続き上旅行も諦めてしまうケースは少なくないと思います。

これ以外にも最近両首脳によって発表された共同宣言では、経済協力や安全保障など日露関係の改善が期待できる内容が言及されています。
しかし前提にやはり未解決の領土問題が浮かび上がってきます。

領土問題の解決策には様々な憶測が飛び交っていますが、双方が綺麗に納得できるような答えは出ない事は必然的です。
教育を受けたまま盲目的に主張するだけではなく、こうした機会に両者の立場を裏付ける根拠を見つめなおしてみるのも大事だと思います。

いずれにせよ、こうした議論が活発になる事は日本から見ると「近くて遠い国」というイメージが大きいロシアの印象が変わる契機になりそうです。

記念公演は土曜日まで続く
この度サンクトペテルブルグのマリインスキー劇場の新館が開かれた。
これを機に行われる特別記念公演は、芸術監督ワレリー・ゲルギエフによる指導の下、木曜日から始まる。

この公演にはユーリ・バシュメット、オリガ・バロジーナ、ディアナ・ヴィシュネワ、イリダル・アブドラザコフらが出演する。それに加え、土曜日には劇場の本館では式典が催される予定だ。

マリインスキー劇場新館は四角い建物となっており、本館とはクリュコフ運河に架かった橋で繋がっている。建築家はジャック・ダイモンド。劇場の建設費は200億ルーブル以上にも上る。

新館講堂の収客数は約2000人となっており、新館にはメインステージ、リハーサル会場、楽屋や、バレエ、オペラ、コーラス及びオーケストラ用の稽古部屋が置かれている。その他にも多数の補助施設や屋上円形劇場、地下駐車場が設置されている。

木曜日の特別公演には、ロシア大統領のウラジーミル・プーチンも訪れる。
 


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ついにマリインスキー劇場の新館がオープンしました。
マリインスキー劇場とは、1783年エカテリーナ2世によって創られたサンクトペテルブルグの劇場です。

引用元の記事には写真も掲載していますが、今回新たに建設された新館は実にモダンな外観となっています。
そのためオープン前からも連日賛否両論の意見があちこちで飛び交っていました。

記事にあるように、建設費が高く、建物はショッピングモールみたいだと揶揄されたり、景観を壊すと非難され署名運動が起こったり・・・
私もちらっと前を通り過ぎたのですが、夜は赤・青・ピンク・紫と非常にカラフルなライトアップが衝撃的でした。

とはいえ、新館が開かれた事によって、オペラやバレエの同日公演も可能になり演目数が増える事も期待されます。
観光客もロシアの芸術に触れる機会が増えるといったメリットもあるので、今回の新設が悪いものだとは一概に言い切れません。

マリインスキーは長い歴史を持ち荘厳な帝室劇場といった印象が強いだけに市民の間ではまだ葛藤が続きそうです。

全ロシア世論調査センター(モスクワ)が2013年1月31日、
私生活面と国家規模それぞれの面で、市民が注目している問題
に関する世論調査を発表しています。

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ロシアに愛される日本由来の食べ物といえば、スシが一番に思い浮かびます。



―ロシアで日本食がブーム


これは10年程前から言われている事ですが、
今でもまだ流行ってます。

サンクトペテルブルグには街中にスシ屋が並んでいて、
ネフスキー通り沿いに5分歩けば見つかります。
家に居ても宅配サービスを使えば食べられます。
ペテルブルグ発着のクルーズ内にもありました。

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日本でいえば、イタリアンレストランのようなイメージでしょうか。



実際日本の「寿司」に忠実な「スシ」が出ているかというと、
そういうわけではありません。
突っ込みどころ満載です、ロシアさん。
写真と一緒に突っ込んでいきましょう。

▼お味噌汁には蓮華。お箸は縦に。
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▼具は青ネギ。
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▼他店の味噌汁。器で隠れてますがやっぱり蓮華。こちらはワカメ入り。
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▼寿司の名称はなぜかフィラデルフィア。魚でロール。
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▼「てんぷら」という名前のスシ。揚げたのはどうやら海苔だけ。
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▼海苔は内側。具はウナギ・アボカド・クリームチーズ・キュウリ。周りは胡麻。
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ガリではなく紅ショウガ
謎のレモン
可愛らしく盛られるワサビ


こうして挙げだしたらキリがないのですが、
ロシア人の舌に合わせてるだけではなくエキゾチックな雰囲気を醸し出すために
あえて見た目も一風変わったものを作っているのかな、と解釈しています。

何にせよ、日本文化が受け入れられるのは嬉しい事ですね。
私もこっちのスシはこっちのスシで美味しく食べてます。


知り合ったロシア人には必ずといっていいほど現地の「スシ」について感想を聞かれるんですが、
「もはや『寿司』じゃなくて、ロシア料理(русская кухня/ルースカヤ・クーフニャ)だと思う」と伝えたところ、

「じゃあ私達が食べてるのはルーシーだね!」

と笑顔で返されました。 
ロシアに来たらボルシチやピロシキだけでなく、ルーシーにも挑戦してみてください。 

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